祖母を忘れないために
先日、祖母が亡くなった。92歳であった。
年齢としては十分凄いと思う。
だが、孫である自分は後悔が残る点や、コロナの状況などにおいて考えさせられたことが山のようにある。
そして四十九日も過ぎたいま、やはりまだ考えながら遺品整理などをしていく。が。やはりどうしても、そんな簡単に整理がつく話ではない。
だから、せめて私は前の前の1月。
祖母が倒れたあのときからのことを、自身が忘れないために。そして気持ちの整理のために少し書いていく。
多分、書きたいように書くだけだから、時系列なんてきっとめちゃくちゃだ。
だけど、私は書いてみようと思った。誰も期待なんぞしてないとは思うが、それでいい。
もし叶うなら。ほんの、ほんの少しだけでも私と同じ状況などに置かれた人に。
このコロナの世界で介護だの施設だのの話が高齢家族などに出て、頭を抱える人に届けばいいななんてことを考えなくもない。
個人特定を避けるために詳細を伏せる点も多いとは思う。
そんなでもよければ、書くことを許してほしい。